2015年04月22日
「消せるボールペン」の開発秘話
皆さん、こんにちは。走り続ける文具ソムリエの官浪です。
「消せるボールペン」を知っていますか?
使っておられる方も多いのではないでしょうか?

パイロットから発売の「フリクションボールペン」です。実は、このボールペンは
「消える」のではなく、書いた文字を「無色」に変化させているのです。
ある一定の温度になると、インキが無色になるというものです。
一定の温度というのは、マイナス20℃~65℃です。
書いた文字が間違えた時に、ペン先についているラバーで擦ると、
その摩擦熱によって、文字が消える(無色透明)という大ヒット商品です。
実際には消えたわけではなく、氷点下20℃のところに持っていくと、
消した文字が浮かび上がってくるのです。

このフリクションボールペンは、2006年の発売以来、世界でなんと10億本も売れ続けています。
しかしながら、この画期的なボールペンが誕生するまでに30年もの年月がかかっています。
パイロットインキの研究者が30年もの間、研究に研究を重ね誕生したものです。
紅葉で色が変わる葉を見て思いついたという、温度変化で色が変わるインキ「メタモカラー」を
パイロットの研究者が発明し、その後インキが透明になる「消せるボールペン」を開発した物語が
この本に書かれています。
お湯を注ぐと絵が変化するコップを見たことありますね。
これは、メタモカラーを使った商品です。コップやおもちゃなどには広く使われたのですが、
何とか実用性のあるボールペンに応用できないか?そこにこだわったそうです。
ペンの世界では、書いたインキが薄くなることや、消えるというのは不良品と言われています。
しかし、あえてその常識を覆す「消せるボールペン」を世に出そうと研究に励んだ研究者は
まさにノーベル賞ものですね。
このフリクションボールペンは、学生のみならず、ビジネスマンでも、
手帳に書き込んだ予定を変更する時や、書き間違いなどに最適です。
皆さんも一度使ってみて下さい。ただし、公文書や宛名書きには使用できませんよ。
「消せるボールペン」を知っていますか?
使っておられる方も多いのではないでしょうか?

パイロットから発売の「フリクションボールペン」です。実は、このボールペンは
「消える」のではなく、書いた文字を「無色」に変化させているのです。
ある一定の温度になると、インキが無色になるというものです。
一定の温度というのは、マイナス20℃~65℃です。
書いた文字が間違えた時に、ペン先についているラバーで擦ると、
その摩擦熱によって、文字が消える(無色透明)という大ヒット商品です。
実際には消えたわけではなく、氷点下20℃のところに持っていくと、
消した文字が浮かび上がってくるのです。

このフリクションボールペンは、2006年の発売以来、世界でなんと10億本も売れ続けています。
しかしながら、この画期的なボールペンが誕生するまでに30年もの年月がかかっています。
パイロットインキの研究者が30年もの間、研究に研究を重ね誕生したものです。
紅葉で色が変わる葉を見て思いついたという、温度変化で色が変わるインキ「メタモカラー」を
パイロットの研究者が発明し、その後インキが透明になる「消せるボールペン」を開発した物語が
この本に書かれています。
お湯を注ぐと絵が変化するコップを見たことありますね。
これは、メタモカラーを使った商品です。コップやおもちゃなどには広く使われたのですが、
何とか実用性のあるボールペンに応用できないか?そこにこだわったそうです。
ペンの世界では、書いたインキが薄くなることや、消えるというのは不良品と言われています。
しかし、あえてその常識を覆す「消せるボールペン」を世に出そうと研究に励んだ研究者は
まさにノーベル賞ものですね。
このフリクションボールペンは、学生のみならず、ビジネスマンでも、
手帳に書き込んだ予定を変更する時や、書き間違いなどに最適です。
皆さんも一度使ってみて下さい。ただし、公文書や宛名書きには使用できませんよ。
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